未経験からでも本当にWebデザイナーになれるのかと、最初の一歩で不安を抱える方は少なくありません。独学では難しいと聞く一方で、「スクールは高い」「無駄だった」という声も目に入り、判断に迷いやすいテーマです。
正しい順序で準備を重ねれば未経験からでも目指せますが、進め方を誤ると時間も費用も無駄になりかねません。
この記事では、未経験から目指す現実、つまずく落とし穴、失敗しない判断軸、目的別のおすすめ5校を解説します。自分に適したスクールを2〜3校まで絞り込み、後悔のない一歩を踏み出すための判断材料として参考にしてください。
未経験だと不安、話を聞いてみたいという方はぜひ、スクール比較ナビをご利用ください。当サイトの無料相談なら、中立の立場のプロが30校以上をまとめて比較し、各スクールの良い点だけでなく注意点まで包み隠さず提案します。費用や給付金、仕事との両立の不安も一度に相談でき、自分に適した進め方が見えてきます。
未経験からWebデザイナーになれる?現実と必要な学習時間

未経験からWebデザイナーを目指すことは可能ですが、数ヶ月単位の継続した学習が前提となります。Webデザインは才能で決まる仕事ではなく、手を動かして積み上げるほど身につくスキルだからです。
プログラミング学習経験者を対象にした調査では、独学の挫折率が80%だったのに対し、スクール利用者は29%にとどまりました。Webデザインとは分野が異なりますが、「質問できる環境があるかどうか」が継続を左右する点は共通します。
学び方には独学とスクールの2つがあり、費用・進めやすさ・仕事獲得のしやすさで性格が異なります。自分の目的・予算・続けやすさに照らして選ぶことが大切で、両者の傾向は次の表の通りです。
| 比較項目 | 独学 | スクール |
|---|---|---|
| 学習の進めやすさ | 順序を自分で決める必要があり迷いやすい | カリキュラムに沿って迷わず進められる |
| 続けやすさ | 質問できず中断しやすい(独学の挫折率は約80%とされる) | 質問や添削を受けながら継続しやすい(挫折率30%というデータも) |
| 仕事獲得・キャリア支援 | 最初の一歩から自分で全て案件探しをする必要がある | 案件紹介・ポートフォリオ添削・転職サポートを受けられる(5件の依頼、5万円以上の案件依頼など) |
| 費用の傾向 | 書籍・教材が中心で抑えやすい | まとまった費用がかかる(給付金で軽減も) |
参考:プロリア プログラミング
年代別の詳しい戦略は50代未経験からWebデザイナーになる学び方でも解説しています。合わせてご覧ください。
【要注意】未経験がスクールで後悔・つまずく3つの落とし穴

スクールに通いさえすれば成功できるとは限らず、未経験者が後悔する背景には共通する落とし穴があります。原因を知らずに走り出してしまうと、せっかく投じた時間も費用も、そのまま無駄になりかねません。
3つの落とし穴を先に知っておけば、入会前に避けるのは決して難しいことではありません。ここでは、実務とのギャップ・ポートフォリオの質・目的のズレという3つの観点から、順を追って確認していきましょう。
なお、卒業してから後悔しないために【スクール卒業後にたどる進路のリアル】も合わせてご覧ください。
実務の「修正対応・自走力」ギャップに気づけない
最初の落とし穴は、Web制作の実務が修正の連続だという現実を、受講前に見落としてしまうことです。学習中は決められた課題をこなせば一区切りつきますが、現場では一発でOKが出る場面はほとんどなく、相手の反応を見ながら作り直す工程が当たり前に続きます。
なぜ修正が続くかといえば、クライアントが言葉にする要望と、本当に求めているものは必ずしも一致しないからです。簡単なデザインならAIでも作れる時代になったいま、企業が人に求めているのは、指示をなぞる作業ではなく、相手の意図を汲み取って求めているものを形にする力です。
言われたことだけをこなす受け身の姿勢では、この期待にはなかなか応えられません。受講中から「なぜこの修正なのか」を考えて手を動かし、相手の狙いを読み取る習慣を持てるかどうかが、最初の分かれ道になります。
ポートフォリオの質が採用基準に届かない
2つ目は、作品集であるポートフォリオの質が、採用の基準まで届かないケースです。未経験の採用では、経歴よりも何を作れるかが見られる場面が多くなります。
マニュアル通りに仕上げただけの制作物は、見栄えが整っていても、テンプレートをなぞった印象を与えがちです。採用担当者が重視するのは、完成度だけではありません。
なぜこの配色なのか、誰のために設計したのかを、自分の言葉で説明できるかが評価を左右します。考えた過程まで示せる作品を用意できるかどうかが、選考突破の鍵になります。
目的のズレ・「なんとなく受講」で挫折する
3つ目は、目的が曖昧なままなんとなくスクールを受講して、途中で挫折してしまう落とし穴です。転職・副業・在宅ワークでは、必要なスキルも学び方も大きく変わってきます。
例えば、転職なら実務を想定したチーム制作や面接対策が、副業なら案件獲得の進め方が重要になります。目的がずれたまま始めると、学ぶ内容と将来像がかみ合わず、モチベーションが続きません。
簡単に稼げそうというイメージだけで飛び込んだ人ほど、理想と現実の差に直面しがちです。受講前に、自分の目的を一言で言える状態にしておくと、遠回りを避けられます。
未経験者がスクール選びで見るべき5つの判断軸

落とし穴が見えてくると、選ぶべき基準は自然と定まってきます。未経験者がチェックしたい判断軸は、大きく分けて5つあります。料金の安さだけで決めてしまうと、後悔につながりやすくなるので注意が必要です。
それぞれの軸は、相談現場で見えてくる実態とも結びついています。ここでは、サポート体制・実案件・転職副業支援・受講スタイル・実質負担額という順に、確認していきましょう。
サポート体制(質問の受付時間と返信スピードは別物)
1つ目は、学習でつまずいたときに頼れるサポート体制がしっかり整っているかどうかです。見落としやすいのは、質問の受付時間と返信スピードがまったくの別物だというところになります。
24時間受け付けていても、回答が翌日に届くようでは、手が止まった瞬間の不安は消えません。逆に受付時間が限られていても、すぐ返信が返ってくるなら、学習は途中で滞りにくくなります。
確認するなら、いつ質問できるか、どのくらいで返ってくるかを分けて尋ねると効果的です。すぐ反応が返る環境ほど、未経験者の学習継続を力強く支えてくれます。
ポートフォリオ・実案件に取り組めるか
2つ目は、ポートフォリオや実案件に取り組める環境があるかどうかです。未経験者にとって最大の課題は作品の質であり、知識を入れるだけでは作る段階で手が止まりがちになります。
チーム制作や模擬案件に挑めるスクールなら、ヒアリングから納品まで体験できます。こうした経験は、説得力のある作品づくりにそのままつながります。
現場の多くはチームで動くため、その経験は面接でも評価されやすくなるでしょう。動画を見て終わりではなく、現場に近い形で手を動かせるかを基準にすると、卒業後のギャップを小さくできます。
転職・副業サポートの「中身」を見る
3つ目は、転職・副業サポートの中身まで見極めることです。同じサポートありでも、求人を紹介するだけか、添削や面接対策まで含むかで価値は大きく変わります。
未経験者に必要なのは、応募書類の添削からポートフォリオ指導、面接対策まで一貫した支援です。求人紹介がなくても、無期限で相談できる環境があれば、自分で案件や内定を取りに行く力を養えます。
あわせて注意したいのが未経験OKの求人で、仕事内容と実態が異なるものも混じっています。求人の見極め方まで教えてくれるかどうかも、忘れずに確認しておきましょう。
受講スタイル(通学・オンライン・質問回数)
4つ目は、受講スタイルが自分の生活に合うかどうかです。通学かオンラインかの違い、そして質問回数の上限は、続けやすさに直結します。
通学は仲間と学べて強制力が働きやすく、オンラインは時間や場所に縛られにくい持ち味があります。働きながら、あるいは子育てをしながら学ぶ方には、スキマ時間に進めやすいオンラインが向く場合が多いでしょう。
質問回数が無制限かどうかも要チェックで、制限があるとつまずいたときに質問をためらいがちです。無理なく続けられる形を選ぶことが、未経験者の挫折を防ぐうえで最も効きます。
料金は「実質負担額」で比較する(補助金・入会金込み総額)
5つ目は、料金を実質負担額で比べることです。表示価格だけを見てしまうと、判断を誤りやすくなります。確認したいのは、入会金を含めた総額です。
月額が安く見えても入会金が高い場合があり、受講月数を掛けた総額で考える必要があります。さらに、条件を満たせば国の教育訓練給付金で受講料の一部が戻り、実質負担を抑えられます。
給付は原則として修了後に支給されるため、初めは全額を支払う必要がある部分には注意してください。表示価格・総額・給付後の負担という3段階で見比べると、本当に手頃なスクールが見えてきます。
未経験におすすめのWebデザインスクール5選

ここまでの判断軸を踏まえ、目的別におすすめのスクールを5校紹介します。コスパ重視・手厚いサポート・実践重視・転職に強い・女性向けと、強みの異なる5校を選んでいます。料金は2026年時点の税込目安で、給付金の対象可否は条件によって変わります。
複数の校が気になっても、スクール比較ナビの無料相談でまとめて比較・相談できます。ここでは、まず5校を一覧で比べたうえで、それぞれの強みと向いている人を、順に確認していきましょう。
| スクール | 受講形態 | 料金(税込・総額/給付金利用後) |
|---|---|---|
| Find me! | オンライン(女性向け) | 総額309,680円(給付金利用で112,612円)※リスキリング対象の6ヶ月ライトプラン |
| 侍エンジニア | オンライン | 総額415,800円(給付金利用で151,200円)※24週間プラン |
| クリエイターズファクトリー | 通学(大阪)/オンライン | 総額360,000円(給付金は対象化の手続き中) |
| デジLIG | 通学(首都圏)/オンライン | 総額572,000円(給付金利用で208,000円) |
| SHElikes | オンライン(女性向け) | 総額514,800円(給付金利用で250,800円)※転職特化のレギュラープラン |
Find me!(コスパ重視で未経験の最初の一歩に)

出典:Find me!
Find me!は女性向けの完全オンラインスクールで、月額はライトプラン4,980円〜です。スタンダードは14,980円、プロサポートは29,800円で、入会金は一括279,800円(税込・分割10,000円〜)になります。
現役デザイナーのマンツーマン指導に加え、チャットでの質問対応や案件獲得サポートまで付いてきます。リスキリング補助金の対象となる6ヶ月コースなら、ライトプランは合計309,680円から給付金197,068円が戻り、実質112,612円まで下がります。
給付には在職中で転職を目指すなどの条件があり、予算到達で早期終了する場合もあります。費用を抑えて実践から始めたい、未経験の女性に適した一校です。
Find me!の詳細は【Find me!の口コミ・評判】で受講生の声まで解説しています。
侍エンジニア(マンツーマンで挫折させない手厚さ)

出典:侍エンジニア
侍エンジニアは専属講師のマンツーマン指導に強みを持ち、数あるスクールのなかでもサポートが手厚い一校です。専属の講師が学習計画の作成から実装までを支え、つまずいた箇所をその都度フォローしてくれます。
手厚いサポートがそろう分、費用はやや高めで、24週間プランは入学金99,000円を含む合計415,800円(税込)です。専門実践教育訓練給付金の対象なら、最大264,600円が支給され、実質151,200円まで下がります。
12週間プラン312,000円は給付の対象外です。すぐ相談できる安心感を重視し、できるだけ挫折を避けたい未経験者には、特に心強い選択肢です。
クリエイターズファクトリー(無期限サポート×実践チーム制作)

クリエイターズファクトリーは、無期限サポートと実践的なチーム制作が持ち味のスクールです。主軸のWebクリエイティブコースは、入学金込みで360,000円(税込)になります。
大阪の通学かオンラインを選べ、研修6ヶ月以降も教材閲覧や質問・添削を無期限で受けられます。数名で取り組むチーム制作では、ヒアリングから納品まで体験でき、他校では得にくい現場感覚を養えます。
リスキリング補助金は2026年時点で対象化の手続き中のため、適用の可否は当サイトの無料相談で確認できます。時間をかけて着実に力をつけ、実践経験まで積みたい未経験者に適したスクールです。
クリエイターズファクトリーの詳細は【クリエイターズファクトリーの評判と料金】で受講生の声まで解説しています。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(制作会社運営で転職に強い)

出典:デジLIG
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称デジLIG)は、制作会社LIGとデジタルハリウッドが運営するスクールです。Webデザイナー専攻は一括572,000円(税込・分割6,151円〜)になります。
リスキリング補助金の70%が適用される場合、364,000円が補助され、負担額は208,000円まで下がります。現役デザイナーの指導と制作会社の実務に触れる機会があり、卒業制作はそのままポートフォリオとして転職活動に活かせます。
校舎は首都圏を中心に複数あり、通学とオンラインを選べます。通学できる環境で本気で転職を目指す未経験者に適した一校です。
SHElikes(女性向け・複数スキルを横断して学べる)

出典:SHElikes
SHElikesは女性向けの完全オンラインスクールで、幅広い分野を横断して学べるのが特徴です。受け放題のスタンダードプランは月額16,280円(税込)になります。
転職に特化したレギュラープランは受講料352,000円(税込)で、リスキリング補助金の50%即時還元により実質162,000円まで下がります。入会金162,800円も、50%還元と自社補助で実質88,800円になります。
月1回のコーチングや、同じ目標を持つ仲間とのつながりが学習の継続を支えます。マンツーマン指導ではない部分には留意しつつ、まず視野を広げたい未経験の女性に向くスクールです。
未経験のうちにやるべきこと|まずは無料カウンセリングで相談を

未経験のうちにやるべきことは、1校に決め打ちする前に、複数のスクールを並べて比較することです。とはいえ、自分だけで各社の情報を集めて見極めるのは、なかなか骨が折れます。
そこで役立つのが、希望を伝えるだけで条件に合う一校を絞り込める、スクール比較ナビの無料相談です。目的や予算、両立の事情を伝えれば、5つの判断軸に沿って候補を一緒に整理できます。無料相談では、次のようなこともまとめて確認できます。
- 自分が給付金の対象になるか、いくら戻るか
- 各スクールの料金やサポート内容の違い
- 目的に合うコースや受講スタイルの選び方
- 入会金を含めた、受講料の総額の比べ方
一度の相談で複数校をまとめて検討できるため、何校も問い合わせて回る手間がかかりません。「準備が整ってから」と先延ばしにするほど、最初の一歩は重くなりがちです。まずはスクール比較ナビの無料相談から、気軽に動き出してみてください。
未経験でWebデザインスクールを利用する上でのよくある質問

未経験からスクールを検討する段階では、年齢やPCスキル、仕事や育児との両立など、さまざまな不安がつきまといます。同じ疑問でつまずく方は多く、答えを先に知っておくだけで一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
曖昧な不安は、具体的な情報に置き換えるほど小さくなっていきます。ここでは、相談現場でよく寄せられる質問に、一つずつ答えていきます。
30代・40代の未経験からでも遅くない?
遅すぎることはありません。30代・40代の未経験から、転職を実現した例は数多くあります。むしろ、前職で培った業界知識や対人スキルは、他の応募者との差別化に役立ちます。
年齢そのものより、毎日学習を続けられるかどうかが問われると考えてください。ただし、年代が上がるほど即戦力性を見られやすくなるのも確かです。
そのため、ポートフォリオの質と志望動機の言語化は、丁寧に準備したいところです。これまでの経験を強みとして語れれば、年齢は他の応募者との差別化材料になります。
PCスキルに自信がないけど大丈夫?
基本的なPC操作ができれば、問題なく始められます。多くのスクールが、未経験者を前提にカリキュラムを組んでいるからです。文字入力やファイルの管理ができれば、デザインツールの使い方は受講のなかで順を追って学べます。
最初はわからないことが多くても、質問できる環境を選べば一つずつ解消していけます。タイピングに不安がある場合も、学習と並行して慣れていけるので心配はいりません。
不安が強い方は、マンツーマン型など質問しやすいスクールを選ぶと安心です。手を動かすうちに、PCスキルの差は自然と縮まっていきます。
働きながら、子育てしながらでも学べる?
働きながら、子育てをしながらでも、学習は十分に可能です。時間や場所に縛られないオンライン型なら、スキマ時間を活用しやすくなります。早朝や子どもの就寝後の時間を使って学び、転職を実現した方も少なくありません。
鍵になるのは、毎日少しでも手を動かす習慣をつくることです。短時間でも続けるほうが、まとめて学ぶより定着しやすくなります。
休会制度や無期限サポートのあるスクールなら、急な残業や子どもの体調不良にも対応しやすいでしょう。自分のペースを保てる支えがあるかどうかを、申し込み前に見ておくと安心です。
費用の相場はどれくらい?
費用は受講期間やサポートの手厚さで変わりますが、本記事で紹介した5校なら、入学金を含む総額は30万円~60万円ほどです。サポートが薄い、独学前提のものであれば、10万円前後のものもあります。
給付金を使える場合は、実質の負担が11万円〜25万円程度まで下がります。
比べるときは表示価格ではなく、入会金を含めた総額と、給付金を使った後の実質額で見ることが大切です。自分の目的だと総額がどのくらいになるかは、当サイトの無料相談でまとめて相談できます。
まとめ|未経験でも「正しい準備」で目指せる。落とし穴を知り、自分に合う1校から

未経験からでも、正しい順序で準備を重ねればWebデザイナーは目指せます。大切なのは近道を探すことではなく、自分が続けられる環境を選ぶことです。
まずは修正対応・自走力、ポートフォリオの質、目的のズレという3つの落とし穴を避けてください。そのうえで、次の5つの軸でスクールを見比べると、後悔を大きく減らせます。
- サポート体制(質問の受付時間と返信スピード)
- ポートフォリオ・実案件に取り組める環境か
- 転職・副業サポートの中身
- 受講スタイル(通学・オンライン・質問回数)
- 料金の実質負担額(入会金込み総額と給付金後の負担)
落とし穴を先に知っておけば、未経験というスタートは決して不利ではありません。自分に合う一校を見つけたい方は、スクール比較ナビの無料相談で、目的と予算に合わせて候補を絞り込めます。